
いちいち依頼するの面倒くさいな。」
昨年までそう思っていました。
でも、設備投資をきっかけに相談してみると…
思い起こせば、昨年まで私は士業の人とこんな会話をしていた。
例えば、設備投資をした時は…

税理士事務所のAさん!
今度1,500万円の機械を購入するんです。
業者から即時償却が受けられるって、聞いたんですけど。

はい、そのとおりです。
経済産業局に申請すれば、即時償却ができます。

そうですか。
じゃあ、その申請手続きをお願いできますか?

はい、承知しました。
例えば、決算申告書の納品だった時は…

今期の決算申告書が完成しました。

税金は最終どうなりましたか?

はい、納税額は××円です。
人件費が前期よりアップされていましたので、所得拡大促進税制が使えました。

それはありがたい。その分、税金が安くなったんだね。

はい、132万円安くなりました。
例えば、助成金の相談をした時は…

社労士事務所のBさん!
なんか良い助成金ないですか?
助成金は国からもらえるお金でしょ?

そうですね。賃上げされたのなら、こんな助成金がありますよ。
要件を満たせば、57万円の助成金となります。

なるほど、うちでやれそうだな。
じゃあ、申請手続きお願いできますか?

はい、承知しました。
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俺も忙しいのに…
税理士やら社労士やら、いちいち別々に頼むの面倒臭いなぁ。
何でもいいから、とっとと頼むよ。
要は税金が安くなって、もらえるものがちゃんともらえたら、 それでいいんだよ。
このように内心思いながら…(汗)
つまり、私は昨年まで、
▼優遇税制 … 税理士事務所のA氏
▼助成金 … 社労士事務所のB氏
に依頼していたのだ。
バラバラでその恩恵を受けてきたかもしれない。
でも、名経営者はこんなことを言っていた。
例えば、稲盛和夫氏はこんなことを言っていたな。
……………………………………………………
人生の方程式とは、
「人生・仕事の結果 = 能力 × 考え方 × 熱意」
というものです。
人生はどうも、この3つのファクターの積で表せるのではないか。
私は鹿児島大学という、当時では地方の一新制大学にすぎない学校を出たわけです。
学校では若干勉強したつもりでしたが、都会に出てくると、私が受けて落ちた大阪大学や、京都大学という優秀な大学を出た人がたくさんいる。
能力の面で、どうしてもコンプレックスを抱いてしまう。
能力がないから、一生勝てないのか。いや、そうではない。
一生懸命努力すれば、熱意があれば、やっていけるはずだ。
それで『能力×熱意』という考え方を思いついたわけです。
さらにそこに『考え方』というファクターがかかってきます。
考え方には、ネガティブなマイナスの考え方もある。
よって、考え方がマイナスであれば、積でかかりますから、人生はすべてマイナスになってしまう。
……………………………………………………
そういえば、稲盛氏の『掛け算理論』に対し、『足し算理論』を説いた経営者もいたなぁ。
ヤマト宅急便を作った、小倉昌男氏にはこんな名言があったぞ。
……………………………………………………
数学の理論では、1+1は必ず2になる。
だが、経営の論理では必ずしもそうとは限らない。
1+1が3になることもあれば、1にしかならないこともある。
それが企業活動というものだ。
なぜ、1+1がいつも2にならないか?
それは人間のやることだからだ。
1+1が3になるように、経営者は常に考えねばならない。
……………………………………………………
人生もビジネスも成果を最大化するには、【相乗効果】を常に狙うべし。
両名とも、この原理を説いていらっしゃったというわけだ。
でも、昨年までの士業の人たちとの会話では、
稲盛流『人生の方程式』や 小倉流『1+1=3』
のような相乗効果を得られない…
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でも、2018年度は税理士法人と社労士法人が一体となった事務所に相談したら、こんな会話ができるようになったぞ!

今度、大型工作機を購入しようと思っていまして。

ご予算はおいくらですか?

1,500万円です。

なるほど。この設備投資の狙いは何ですか?

大型工作機の導入によって、組立プロセスを自動化できるんです。

それによって、残業は月何時間減りそうですか?

そうですね。1人20時間は間違いなく減ると思います。

御社の場合、製造部門は15人ですから、月間トータルで、300時間の残業は減ります。
生産性がかなり上がりますね。

はい、そうなりますね。

あと大型工作機によって、売上はどれぐらい上がる計画ですか?

実は、製品の設計の根本的見直しによって、新たな付加価値が生まれます。
よって、機能を絞り込みながら、価格を上げることができそうです。

それは素晴らしい計画ですね。
では、売上は前年対比105%はいけそうですか?

最低でもそのラインは、いけると思います。

そうなると、営業を強化しないといけないですね。
採用はする予定ですか?

はい、営業の正社員1名と営業事務のパート1名。
合計2名の増員予定です。
正社員は年収400万円で募集しています。
パートは年収130万円の健康保険の扶養範囲内です。
2人合計530万円です。

なるほど。御社の労働生産性は劇的に上がりそうですね。

はい、そうです。
日々頑張ってくれている社員にボーナスもたくさん出せそうです。

まさに稲盛流、従業員の物心両面からの幸福の追求ですね。

はい、そうなるように頑張ります。

今回の社長の構想なら、優遇税制と助成金の相乗効果が得られますよ。

えっ? そうなんですか?

はい、2019年度の国策を利用した、お金の残る経営のキーワードは、『設備投資と賃上げのリンク』です。
今回1,500万円の設備投資となれば、中小企業経営強化税制の活用で、税効果500万円。
所得拡大促進税制の活用で、税効果120万円。
今回、技術者研修も検討されているので、所得拡大促進税制の上乗せ措置も受けられます。これでプラスの税効果40万円。
以上、税効果はトータルで660万円になります。

へえ~、それは大きいですね。
じゃあ、税務申告をうまくお願いしますね。

あと今回の設備投資の計画であれば、助成金も合わせて取れるチャンスがあります。

えっ? 税金が安くなるだけじゃないの??

今年度に新設された『設備改善等支援コース』という助成金をご存知でしょうか?
先ほど、2019年度の国策を利用した、お金の残る経営のキーワードは、
『設備投資と賃上げのリンク』と言いましたよね?
今年度は設備投資によって得た利益を賃上げに回せば、助成金があります。
また、人材開発支援助成金を活用して下さい。
技術者の研修費用は最大で、実費の30%を補填してもらえます。

そんなこと、初めて聞きましたよ。

1,500万円の設備投資と賃上げのセットで、180万円の助成金が取れます。
優遇税制と合わせて考えると、840万円を国からもらえます。
その他、一般訓練コースの助成金として、10万円の支給が受けられます。

それはデカいですね。
銀行から融資を受けて設備投資するし、増員となれば人件費も増える。
増収増益になれば、ボーナスもアップとなるんで、経営者は孤独と言いますけど、内心ビビッていたんです。
でも、これでスッキリしました。
会社の明日のために、経営者として勝負を賭けます!

そうですね。頑張りましょう。
私どもは税理士法人と社労士法人を併設していますので、必要書類を1回預かれば、大丈夫ですから。
ワンストップで申請手続きを進めさせて頂きますので、ご安心下さい。
御社は本業に集中して下さい。

それは助かります。では、よろしくお願いします。
私たち中小企業の経営者がお金を残す経営を実践するには、【国策に乗る】ことを常に考えねばなりません。
国策に乗れば、優遇税制&助成金という形で、いわば国からお金をもらいながら、経営できることになります。
国に対し、ムダにお金を搾取されながら経営するのか??
それとも、かしこくお金をもらいながら経営するのか??
この差はとてつもなく大きいでしょう。
あなたの経営手腕によって、2019年度はこの差がもっと大きくなるかもしれません。
